2015年 12月 05日
新章風景 |
↓11/15更新。付け足して更新していきます(^v^)
美術家の福嶋幸平さん企画の企画展示に参加します。
新章風景
出展作家:相島大地/新井五差路/飯塚純/北沢美樹/倉谷卓/福嶋幸平
日時場所:11/28(土)-12/5(土)TURNER GALLERY
初日はトークイベント・オープニングレセプションも行われます。
私は今のところ11/28,12/4,12/5に在廊予定です。
TOmagazineのウェブにも掲載していただいています。
気鋭の若手写真家6名の切り取る風景 グループ展「新章風景」
IMA ONLINEにも掲載されています。
EXHIBITION 新章風景
『月刊アートコレクターズ』12月号(11/25発売)にも記事を掲載して頂く事が決まりました。月刊アートコレクターズ
ぜひぜひお越しを!
昨日、夢に中園孔二さんのインタビューが出てきて起きたときに検索してみたら、今年の夏に事故で亡くなっていたとのこと。本人の佇まいと作品がよかったので記憶に残っていたんだ。
フランスのある著名な美術評論家が「テレビこそ美術解説に一番向いたメディア。細部まで見せることができ、再現性があり、親密性もある。」という発言をしていたのだけれど、
最近、仕事で映像コンテンツについて考える機会があったこともあり、これまで身近でありながらよくわからなかった映像の可能性を感じている。
映像の中では、もういない人も動いているし、情報も詰め込むことができる。
私は亡くなったおばあちゃんが生きている時の動画をいくつも撮っていて、音声でも彼女の声を残している。おばあちゃんが亡くなっても彼女の忠実な姿形を再現したかったから。
自分にとって使いなれた写真というメディアはもはや物事を忠実に再現するものではなくなっているのだけど、まだよく知らない動画には情報の忠実性や再現性を期待している。
11/15
「こんばんは。美樹ちゃん元気してますか?
私は毎日毎日をとにかく元気に過ごして
います。11月15日は、 余命1~2ヶ月といわれて1ヶ月です、なんとかクリア出来そうです。
次はいつ頃上京するの?横浜の◯◯病院で治療ができるかもと言うことで、12月1日に入院し治療を受けます。5日くらい入院します。また、メールします。バイバイ。」
火曜日にこのメールがきてからずっと反芻してた。死なないでと泣いた。
金曜日は東京に展覧会の準備にいった。
とても悩んでしまって頭を抱えてしまう。でも好きでやってることに集中できる、頭がクラクラするこの感じがとても好きだ。
そのあと横浜の神奈川県民ギャラリーへ鴻池朋子『根源的暴力』を見に行った。
偶然山川冬樹さんもいた。
ロビーから階段を降りていって、ひとつめのショーケースにはいった綿に包まれた赤ん坊のような作品を見たときから体の中ではずっと嗚咽してた。
アートは関わった人の人生を大きく揺さぶってしまう。それがアートの力だと思う。鴻池朋子さんは、「@tommimi1125: 自身の中に「表現する」という観念がないそうだし、アーティストという職業意識もない。(略)生まれて立ち上がり、他の生き物の命を吸収しながらずんずん歩いていく子供のような存在。そんなイメージで作品を形作っていく。そのエネルギーが鴻池朋子の言う「根源的暴力」。と言っていたそうだ。
私にとって鴻池さんのそれが暴力なのかどうなのかは判別できないけれど、少なくとも私の中からこみ上げるものがあった。
美術家の福嶋幸平さん企画の企画展示に参加します。
新章風景
出展作家:相島大地/新井五差路/飯塚純/北沢美樹/倉谷卓/福嶋幸平
日時場所:11/28(土)-12/5(土)TURNER GALLERY
初日はトークイベント・オープニングレセプションも行われます。
私は今のところ11/28,12/4,12/5に在廊予定です。
TOmagazineのウェブにも掲載していただいています。
気鋭の若手写真家6名の切り取る風景 グループ展「新章風景」
IMA ONLINEにも掲載されています。
EXHIBITION 新章風景
『月刊アートコレクターズ』12月号(11/25発売)にも記事を掲載して頂く事が決まりました。月刊アートコレクターズ
ぜひぜひお越しを!
昨日、夢に中園孔二さんのインタビューが出てきて起きたときに検索してみたら、今年の夏に事故で亡くなっていたとのこと。本人の佇まいと作品がよかったので記憶に残っていたんだ。
フランスのある著名な美術評論家が「テレビこそ美術解説に一番向いたメディア。細部まで見せることができ、再現性があり、親密性もある。」という発言をしていたのだけれど、
最近、仕事で映像コンテンツについて考える機会があったこともあり、これまで身近でありながらよくわからなかった映像の可能性を感じている。
映像の中では、もういない人も動いているし、情報も詰め込むことができる。
私は亡くなったおばあちゃんが生きている時の動画をいくつも撮っていて、音声でも彼女の声を残している。おばあちゃんが亡くなっても彼女の忠実な姿形を再現したかったから。
自分にとって使いなれた写真というメディアはもはや物事を忠実に再現するものではなくなっているのだけど、まだよく知らない動画には情報の忠実性や再現性を期待している。
11/15
「こんばんは。美樹ちゃん元気してますか?
私は毎日毎日をとにかく元気に過ごして
います。11月15日は、 余命1~2ヶ月といわれて1ヶ月です、なんとかクリア出来そうです。
次はいつ頃上京するの?横浜の◯◯病院で治療ができるかもと言うことで、12月1日に入院し治療を受けます。5日くらい入院します。また、メールします。バイバイ。」
火曜日にこのメールがきてからずっと反芻してた。死なないでと泣いた。
金曜日は東京に展覧会の準備にいった。
とても悩んでしまって頭を抱えてしまう。でも好きでやってることに集中できる、頭がクラクラするこの感じがとても好きだ。
そのあと横浜の神奈川県民ギャラリーへ鴻池朋子『根源的暴力』を見に行った。
偶然山川冬樹さんもいた。
ロビーから階段を降りていって、ひとつめのショーケースにはいった綿に包まれた赤ん坊のような作品を見たときから体の中ではずっと嗚咽してた。
アートは関わった人の人生を大きく揺さぶってしまう。それがアートの力だと思う。鴻池朋子さんは、「@tommimi1125: 自身の中に「表現する」という観念がないそうだし、アーティストという職業意識もない。(略)生まれて立ち上がり、他の生き物の命を吸収しながらずんずん歩いていく子供のような存在。そんなイメージで作品を形作っていく。そのエネルギーが鴻池朋子の言う「根源的暴力」。と言っていたそうだ。
私にとって鴻池さんのそれが暴力なのかどうなのかは判別できないけれど、少なくとも私の中からこみ上げるものがあった。
by me1t
| 2015-12-05 00:00
| 展示