2010年 07月 16日
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一日寝ていない頭でファーストフード店に行き,
座席に座り隣で大声で話す女子高生の会話に耳を傾けていると
店内のBGMと会話が重なり、頭はボーっと思考力が途絶えてゆく。
具体的な話の内容はなにも頭に入ってこない。
外部から進入してくる会話によって自分の体は融解し、自己と他者の間には明快な隔たりがあるにも関わらず、体は声の熱に溶かされていく。同時に失われた肉体は、透明な隠れ蓑になる。
by me1t
| 2010-07-16 00:00